あなたの職場をチェックしてみよう!

不当解雇やセクハラといった大きな問題はもちろんですが、気づかないところで労働者の権利が守られていないこともあります。ここにその代表例を紹介しましょう。

就業規則を見たことありますか?

従業員の人数が10名以上なら、雇用主は「就業規則」を作成し、さらに就業規則を労働基準監督署に届け出ないといけない、という義務があります。

この就業規則には、労働時間や休憩時間、休日や賃金などの決まり事が書いてあります。

そして、就業規則は従業員なら誰でも見られるようになっていなければなりません。見たことがない方は、一度見せてもらいましょう。

悪質なケースだと、法律を無視して「会社にとって都合の良い」内容になっていることもあります。この場合でも心配しないでください。就業規則が法律に優先されることはなく、法律無視の記載内容は無効となります。

残業手当、ちゃんともらえてますか?

「会社も大変だから」などと言って、残業代を支払わない会社が日本にはたくさんあります。もちろんこれはれっきとした違法行為で、処罰の対象となります。

ついつい「会社が大変なら、従業員も我慢しなきゃ」と考えてしまいますが、はたらくあなた自身も報われない労働で会社以上に苦しい目にあっているはずなのです。

意外に見落としがちなのが、始業前の掃除やミーティング。これを勤務時間とするべきではないと思う人も多いようですが、れっきとした労働時間です。

最低賃金、守られてますか?

最低賃金というのをご存じでしょうか。各都道府県ごとに、「最低でも1時間あたり○○円の給料を出しなさい」ということが決められているのです。2011年10月29日現在、鹿児島県での最低賃金は647円です(業種により異なるケースもありますが、647円を下回ることはありません)。

注意して欲しいのは、通勤手当や皆勤手当などは外して計算しないといけない、ということです。

今月の総支給額を今月の労働時間合計で割ると時間給が出てきますが、少し注意が必要です。「今月の総支給額から、精皆勤手当・通勤手当・家族手当・休日等の割増賃金を引いた額」を今月の労働時間合計で割らないといけません。

最低賃金に関しては、鹿児島県のウェブページ で確認できます。